縫って繋ぐ伝統文化
84歳の母と娘の二人で営む
着物帯リユースの小さなブランド
SAICO
とにかく格好良くて
着物の美しさをそのままに
現代ファッションとの融合
さりげない 和の存在感
大阪阪急梅田でのPOP UP STOREへ
Instagramでのモデルでお馴染みの彩子さん
ファンキーで美しいお姿に
近寄り難いイメージがあったのですが
初対面
驚くほど笑顔溢れる
柔らかいキラキラ女性なのでした
お母様は着物の生地を使い
一着の美しい作品たちを手がけています
彩子さんはデザインとモデルに広報
それだけでなく
着物の生地を巧みに使った作品を
ひとつひとつ チクチクと
彩子さんの世界観を表現されています
とても細やかな手仕事です
SAICOの定番商品のミリタリーシャツは
何と古着で仕入れたものに
着物の生地をあしらっているのです
一点もの×一点もの
彩子さんのセンスが素晴らしすぎて…
お仕事中でしたが
彩子さんとたくさんお話させていただきました
着物をそのままに着るのが最も美しい
着物の真の魅力を知る彩子さん
それでも
時代に合わせて形を変化させて
誰でも生活の中で取り入れられる
そんな作品を生み出していきたい
今の時代の若い人たちが
着物の生地が使われている洋服を見て
「可愛い」「着たい」と
現代のファッションに
もっと取り入れられていけば
「着物」が喜ぶんじゃないのかな
お母様と二人三脚で
小さいブランドかもしれませんが
丁寧な手仕事と
着物を愛する心が
ひとつひとつの作品すべてに
込められています
SAICO
着物は本来
仕立て直しては
親から子へ
受け継がれていくもの
一枚の生地から無駄なく作られ
丈夫な生地だと
150年も着続けられるものもあります
着物を洗うときは
ほどいて一枚の布にしていたのだから
和裁は生活の一部だったのかもしれません
私たちのご先祖様は皆そうしてこられたのです
SDGsという言葉が叫ばれていますが
ご先祖さまたちから受け継がれてきた
日本の着物こそが
サステナブルファッションなのです
Comments